例年10月太宰府天満宮の楼門に、登龍門伝説をモチーフにした「飛龍天神ねぶた」が鮮やかに飾られます。
近年掲げられている天神様は、ねぷた制作の権威である先生が天満宮境内の一角に詰められて8年程前に制作されたものですが、実はこの時にご縁をいただき、猫のひたいほどですが制作に携わらせていただいたのです。

そして今年7月、ねぷたの追加制作に取り掛かられることを耳にし、また押しかけ見習いとして制作の様子を間近で勉強させていただいています。

ねぷたは針金と和紙で構成された巨大な立体造形。
三次元を把握する空間認識能力や、黙々と制作に取り組まれている先生の姿は、まさに職人といった言葉が似合います。

手取り足取り習うわけではなく、一度だけ手本を見せていただいた後は自分でトライアンドエラーの繰り返し。実践して理解を深める、学びの機会の連続です。